現在、グーグルの検索ではオウンドメディア、公式サイト、ネットショップをより優先する傾向があります。
生産手段を持たないアフィリエイトサイトではなかなか検索上位に入ることは難しいです。
最近のアップデートで、グーグルは、専門家でもないやつが記事を書くな、つまり、別に書いてもいいけど、検索上位にはしないよ、ということを主張していると私は解釈 しました。
また、アフィリエイトだけの収益サイトが飛ばされるので、アフィリエイターは商品を売るためなら、何でもするからいらないし、検索上位にはしないよ。変なサイトを上位表示にしてグーグル(自分達)の検索エンジンを検索者が使わなくなるリスクがあるから締め出そうと解釈しました。
そんななかmybestが購入に近いキーワード(○○ おすすめ)でひとつ残らず、検索順位1位をとっています。アフィリエイトサイトとmybestの違いは何でしょうか。今回、簡単に解説していきます。
mybestとはおすすめ情報サイトです。記事のタイトルが「脱毛 おすすめ」、「サプリ おすすめ」、「xx おすすめ」などのキーワードで作られていて、グーグル検索(「脱毛 おすすめ」、「サプリ おすすめ」など)ではほぼ1位のサイトです。2020年02月08日現在、my bestのインデックス数は約 15,900で月間3100万PVのサイトです。
たとえば、「ナイトブラ おすすめ」
多くのアフィリエイターが”育乳”という切り口でサイトを作っています。
現在でも検索上位にアフィリエイトサイトがいるキーワードです。
バストアップできるのはこれだ!といって売りつけています。コンプレックスを刺激した売り方です。(笑)ですが、ナイトブラにそんな効果はありません。ナイトブラはあくまで形を整えたり、寝やすくするためのものです。
知恵袋でも話題になっています。
mybest
このような売り方が多い中、検索順位1位のmy bestはまともな記事を書いています。
記事の監修にランジェリースタイリストと美おっぱいコンテストグランプリの方を起用しています。
ナイトブラの中には「寝ている間にバストアップする」効果があると宣伝している商品もありますが、これは間違い
ときちんと注意書きがあります。
このような顧客(検索者)にとって有益な記事を書くからこそ、グーグルはmy bestを検索上位にしています。
※ちなみにmy bestを個人的に私はアフィリエイトサイトと思っていません。アフィリエイトも収益のほんの一部ですが、メイン収入はBtoBのタイアップ広告掲載です。月間3100万PVあるのですから、こちらのほうが稼げますし、取引相手が法人なので、当たり前ですが、個人よりお金を持っています。さらに継続性もあります。
下記のサイトではタイアップ広告の相場が紹介されています。
おそらく、1つのPR広告を1カ月掲載するだけで1,000,000円あるいは、2,000,000円以上の収益は得ているはずです。
https://tabelog.com/editorial/owner/tabelog_mediadata_2010.pdf
だから、私がmy-bestをアフィリエイトサイトだと思っていません。アフィリエイトリンクはユーザビリティのために貼っているのであって、結果的に収益のほんの一部になってだけです。アフィリエイトを収益の柱とするには効率が悪すぎます。
また、広告掲載での収益がメインなので、アフィリエイター<広告主の力関係ではなく、my best≧広告主の力関係です。
アフィリエイターのほとんどが、売るためなら嘘も書きます。成果報酬だからです。mybestは違います。グーグルやfacebookと同じで広告掲載での収益です。だからこそ、商品が売れる売れないに関わらず、顧客にとって価値のある情報を記事にすることによってアクセスを集め、そこで広告を出したい企業にその場を提供すること(場所貸し)でお金を稼いでいます。なので、ある分野で有名な方に監修を依頼して細心の注意を払って記事を書いています。売るためだけにデマや嘘の情報を書いて一時的に稼げても、一番不利益を受けるのはmy bestだからです。
上記の収益の仕組みを使い、mybestは『あなたの“選ぶ”をお手伝い』という価値を顧客に提供しています。
アフィリエイターとは、根本的に違います。2016年に創業して破竹の勢いで成長しています。私もそうですが、アフィリエイターは私利私欲でサイトを作っていますが、my bestはきちんとしたコンセプト『選ぶお手伝い』のもとサイトを作っているベンチャー企業です。投資家から数億円あるいは数十億円の資金を調達して作っています。
だからこそ、私は今後アフィリエイトサイトはmybestに淘汰されるのではと思っています。
追記
マイベストはZホールディングス(ヤフーの親会社)と資本業務提携しました。垂直統合でヤフーショッピング、ZOZOなどのECサイトへの導線にmy-bestを使うことも考えられます。
決算説明会 - Zホールディングス株式会社のプレゼンテーション資料より
収益の参考資料