あけましておめでとうございます。
お久しぶりです。私自身、現在アフィリエイトをあまりしていません。
なので、書くこともほとんどないのが現状です。
過去の記事にも書いたとおり、私も含めてほぼ個人のアフィリエイターでは大手企業のメディアと記事の質で勝負をしても勝てないことがわかっているからです。
資金力や人材、人脈、などの資源では全く勝ち目も無く、逆に負ける要素しかないです。質の高い記事をいかに安く書くのかが重要で人脈やスケールメリットがある大手の方が有利です。
たとえば、「ドッグフード おすすめ」というキーワードで上位を取ると仮定します。アフィリエイトサイトの場合は関連するキーワードで340記事程度書くことによってグーグルでの検索順位2位を取っています(サイト名『ドッグフードの神様』)が、一方でmy-bestならば「ドッグフード おすすめ人気ランキング」の1記事で1位を取れています。
340記事書くのと1記事書くのとでは、後者のほうが圧倒的に労力がかからず有利です。アフィリエイトサイトを運営するのが馬鹿らしいです。しかも、「ドッグフード おすすめ」の検索順位1位〜10位のサイトでアフィリエイトサイトは『ドッグフードの神様』の1サイトしかなく、あとの9サイトは大手企業のドメインのサイトになっています。
(※大手企業サイトもアフィリエイトリンクを貼っているからアフィリエイトサイトと思うのは早計です。ユーザビリティー向上やプロトタイピングのためにアフィリエイトリンクを貼っているだけで、将来的にはタイアップ広告や自社の広告システムの運用へ移行すると思われます。下記のall aboutの決算説明会資料が非常に参考になります。)
話を元に戻します。また「食材宅配 おすすめ」というキーワードではアフィリエイトサイトが上位を占めていますが、my-bestの記事『【徹底比較】食材宅配のおすすめ人気ランキング11選【2020年最新版】』も1ページ目に入ってきています。私の記憶では半年前には全く存在しなかった記事になります。記事に2020年12月18日更新1,253 viewsと書かれていることから、この1カ月以内に書かれたものだと思います。おそらくこの記事は今年(2021)には検索順位1位~3位にまで上がってくるはず。このような感じで大手は後出しじゃんけんで記事をバンバン書いてきます。たった1記事で購入に近いキーワード「●●● おすすめ」で上位を取ってきます。
ちなみにマイベストは最近、ヤフーと資本業務提携するようになったので、個人どころか法人(中小企業)では資金力で圧倒的に勝ち目がありません。
あと大手サイト以外にも出版社がメディア運営しているのが目立つようになってきています。たとえば、小学館、ベネッセなど。
以前にも書いたように市場がある程度大きくなってくると、どのようなビジネスでも大手企業が参入してきます。これがアフィリエイトにも言えることで、本を売ることではあまり稼げなくなった出版社がネットに来ている感じです。このようになってくると個人ではまず記事の質とコストで勝てないです。出版社のサイトの執筆者や監修者がその分野の専門家で出版社との関係によってほぼコストゼロで記事を書いているはずです。記事の執筆もプロがやっていることから、書籍を購入して記事を書くアフィリエイターよりも、直接取材をして記事を書く編集者の方が顧客(読者)にとっても安心できます。
今後、大手企業が参入してくるであろうジャンルには手を出さないほうがいいです。後出しじゃんけんみたいな感じで大手が参入し、一気に市場を独占していきます。とにかく大手企業が参入しないジャンルで勝負をするしかないです。
非道徳的なジャンル、たとえば、アダルト、出会い系、ギャンブルなど良いかもしれません。ブランドが下がるから大手企業も参入してこないはずです。
これ以外にも、これから大きくなるジャンルのサイトを作り、大手企業にサイトを売ることで儲ける方法もあります。夢がありますが、かなり難しいです。
P.S.
アフィリエイターを通してではなく、直接ASP自体がメディアを作って運営したり、大手企業のサブドメインを使って運営するアフィリエイターがいます。またサーバー会社もメディアを運営しています。
■ASP自身(afb)が直接メディアを運営している
■大手サブドメインでのアフィリエイター
インフォトップで『プロフェッショナル アフィリエイト』という情報商材を販売している方です。
■サーバー会社が直接メディア運営
参考までですが、エックスサーバーのユーザーファーストがこちら。
— オーラン@オウンドメディア運用代行 (@domain_orank) November 21, 2020
エックスサーバー借りてるブロガーさん涙目😂wwwhttps://t.co/0vULsvcTJB pic.twitter.com/Ivy36jJPEv
検索エンジンでは大手ドメインの方が評価されている傾向なので、上記のようなメディア運営が現在(2021年1月)流行っています。このような現状ではドメインパワーが強い大手ドメインでなければ、購入に近いキーワード(xx おすすめ)で勝負することすらできません。検索上位(1位~10位)を狙うためには、コピーライティングや文章能力など関係なく、ただドメインパワーだけが必要です。何度も書きますが、個人の専業アフィリエイターにとってはかなり厳しいのが現状です。専業の方は上記で書いた非道徳的なジャンルで勝負すべきだと私は思います。もちろん、クリーンなジャンルで購入から遠いキーワードはまだ大手が参入していませんので、そこを狙ってサイトやブログを作るのもありです。ですが、1サイトで月の売上が100万円を超えるためにはxx おすすめなどの購入に近いキーワードで上位を取ることが必要になります。大手はそれがわかっているから、購入に近いキーワードばかりを狙って記事を書いています。購入から遠いキーワードでサイトやブログを作っても、売上が数万円もしくは数十万円のサイトにしかなりえないです。
アフィリエイトジャンルを非道徳的なジャンルにする以外にも、他の集客方法を編み出す方向性もあります。検索エンジンからの集客(SEO)ではなく、SNSのtwitterやインスタからの集客です。この方法だと大手ではなく、個人の方が有利です。個人だから、自分色を出すことができます。99人に嫌われても良いので、1人のファンを作るという方向性です。個人的にtwitterはあまりに人が多く、内容が被りやすいので、インスタをお勧めします。
1月14日 追記
私自身は、動画編集技術を身につけて現在のところ、動画編集の請負をやっています。動画市場もアフィリエイト市場と同じように拡大しています。ですが、個人(youtuber)が参入しているだけで、大手の企業がそこまで参入してきていないので、ここに活路があると私は思っています。仮に大手が参入してきても、チャンネル登録者数によって競争優位性を維持できます。
こちら(https://archive.vn/qXu4V)をご覧ください。Youtubeアカウント売買のサイトになります。去年(2020年の8月)に作られたチャンネルで1ヶ月後の9月には収益化達成、その翌月の10月には743,165円、11月は1,745,231 円、12月では2,097,263円です。動画本数はたったの33本です。サイトアフィリエイトより稼げるじゃねーかと思わずツッコミを入れてしまいました。検索順位で大手サイトと戦って消耗するよりも、youtubeで動画アップしていき、ファンを作り、再生回数を伸ばし、その対価としてお金を得る方が今後良いのではと思いました。また、稼げるようになったら、アカウントを売ることで大金を得ることも可能です。今回の例では、30,000,000 円でアカウントの売却を考えているようです。夢のあるビジネスです。
先ほどの動画作成の請負ですが、時給で考えれば、非常に安く1000円を切ります。下記でもホリエモンさんがおっしゃっています。理由としては、動画制作に競争優位性(参入障壁)がなく、需要よりも供給の方が多いからです。もちろん、私も稼げないことは知っています。ですが、新しい事業やビジネスを理解するために、小さくても良いので、業界の関係者になることが効果的だと私は考えています。参入しようと思う業界で経験値を積んだり、知り合いを作ったりして探りを入れるような感じです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
p.s.
商品レビューは、記事だと(検索エンジン対策のため)マイベストのような専門家監修のE-A-T重視になりますが、動画では素人でもできます。下記の動画は再生数が135万回もありますので、検証動画の方が読者にとってはためになるかもしれません。