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最近のグーグルアップデートから読み解く

今月(5月)に大型のグーグルアップデートがありました。

私が過去に書いた記事のとおり、今回のアップデートでは個人サイトや個人ブログよりも公式サイトや企業サイトが検索上位(1位から10位)を占めるようになりました。

 

ツイッター界隈では、クオリティーの高い記事を書けば復活する、アフィリエイト目的のブログは作成しても低品質だと思われるので、本当に顧客にとってのためになる記事を書けば良いなどとつぶやいている方々がいます。

 

たしかに、クオリティーの高い記事を書けば復活できるのかもしれません。ですが、検索上位への復活は難しいです。まずクオリティーの高い記事って具体的にどんなものですか。E-A-Tを重視した監修者ありの記事のことなのか。それとも検索意図にそった記事なのか。はっきりいって言葉の定義があいまいで記事の質の高い低いの基準が定義できないはずです。

 

ただ、グーグルが公表している

検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド』

Google 品質評価ガイドライン

 

この2つを基準に記事を書くことが一番クオリティーの高い記事になると私は以前から指摘してきました。

 

ですが、現在、これら2つを基準にサイトやブログを作成しても個人ブログでは一番簡単な商標キーワードでさえ検索上位に表示できなくなってきているのが現状です。

 

なぜなら、大手サイトがこの2つを参考にして記事を作っているので、記事の質や記事の量などすべてが個人のブログやサイトを上回っています。

 

たとえコンテンツの質がほぼ同じでも個人よりも権威者による監修を入れている法人のサイトの方が信頼できます。だから、グーグルが企業のサイトを検索順位で優先するのは当たり前です。

 

今後、現在よりも二極化するはずです。

検索順位で上位を占めるれば、占めるほどアクセスが多くなり、広告で稼ぐことができるので、より資金を使ったコンテンツ(他社や他者が提供できない記事を書くこと)で参入障壁を上げてきます。

 

また、大手サイトが検索順位で上位を占めることになると、アクセスの乏しい貧しいサイトはよりアクセスがなくなり、儲からなくなって、コンテンツにお金を掛けることができなくなっていきます。それによりアクセスがなくなります。負のスパイラルです。

 

なので、数千万円稼ぐ方がいれば、数万円しか稼げない方が多くなると私は予想しています。

 

今後もグーグルの動向常にチェックしていく予定です。

 

 

ところで、多くの情報起業家がこの5月にアフィリエイトコンサル生を募集しています。

 

理由の一つは、アフィリエイトでは全く稼げなくなったからです。稼げなくなった理由は上記や他の記事で説明しました。検索回数が少ない商標キーワードでさえ公式サイトや大手サイトがそのキーワードで記事を書いています。ほんと厳しすぎで、アフィリエイトサイトで上位を目指せるキーワードが少なくなってきています。

 

スタディサプリ」というキーワードでさえ検索上位(1位から10位)が大手サイトで占められていますし、「犬 しつけ」というジャンル系キーワードだと地域のサイトと大手のサイト(ベネッセ、アクサダイレクトなど)が上位を占めています。

 

ただ、A8の入会数が1月と比べて140%アップしていることから、外出せずにできる副業をやってみようかな、と考える方が増えたと予測されます。

 

ですが、現在(2020年5月)のグーグルの検索アルゴリズムが公式や大手サイトを優先することから、ジャンルによっては現在アフィリエイトをやってもほとんどの方にとっては時間と労力の無駄になると予想できます。

 

なぜならアフィリエイトサイトへのアクセスの流入はほぼ検索エンジンだからです。たしかに、インスタグラムやツイッターなどのSNSからの流入も多少はあるかもしれません。ですが、ahrefsやsimilarwebで調べてみると大手サイトのmy-bestでさえ全体のアクセスの0.11%しかありません。検索エンジンからのアクセスは93.36%です。

 

だから、検索エンジンでの順位が下がればアフィリエイト報酬にモロ影響を与えます。

 

余談ですが、個人的にSNSからの集客は私は難しいというかできないと考えています。SNSからの集客は公式ホームページがして、検索エンジンからの不安定な集客をアフィリエイターがする。そういう役割分担です。

 

つまり、検索エンジンで上位をとる事が公式ホームページやオウンドメディアでは難しかったので、高額なアフィリエイト報酬で検索エンジンで上位を取ることができる人(アフィリエイター)に仕事を分担していました。今ではアフィリエイターが検索上位を取れないので、不要になってきています。あくまでアフィリエイターは検索エンジンからの集客です。インスタグラムやツイッターでは公式が強いです。

 

こんな感じで検索上位に公式ホームページ、オウンドメディア、大手サイトが固められていて、アフィリエイターはお客を自分のサイト、ブログに訪れさせることができなくなっています。

 

未だにアフィリエイト情報商材、コンサルが横行しているのが笑えます。まず断言します。それらに申し込んでも絶対に稼げません。自分がやろうとしているジャンルのキーワードを実際に(グーグルクロムのシークレットモードで)グーグルで検索してみてください。検索順位1位から10位が大手サイト(my- best、モノレコ、楽天、アマゾン、biglobeマイナビ、exciteなど)に占められていたらまずそれらのサイトよりも検索順位が上位になることは不可能です。もしいなければ上位になることができるかもしれません。たとえば、情報商材系のキーワードなど。検索してみれば分かると思うのですが、ほぼ大手サイトと公式サイトで検索順位1位から10位が独占されており、アフィリエイターのサイトなんてほとんど見当たりません。実際に、常に大手サイトに検索順位で勝てる方法があれば100万円払ってでも教えてもらいたいですね。まあ、あるわけないんですけど。

 

アフィリエイトコンサルや情報商材は10万円給付金を狙った詐欺みたいなものですので十分気をつけてください。

 

勝てないと思うジャンルやキーワードには手を出さないこと。これが重要です。時間とお金と労力をどぶに捨てるものなので。それと検索エンジンアルゴリズムの競争基準が変わりやすいアフィリエイトに攻略方法なんてある訳がない。これらを私はいつも肝に銘じています。

 

あと、裏技はあります。現在稼いでいるアフィリエイターの手法は前回紹介した中古ドメイン×外注の人海戦術です。これは特定の分野では効果があります。当たれば’短期間’だけ大手サイトよりも検索順位が上位に表示されます。(「ナイトブラ おすすめ」というキーワードで一時期検索上位(1位から3位)に中古ドメインのサイトがありました。今では飛んで、検索上位にはマイベストやモノレコ、楽天に占められています。)ですが、資金力がモノを言うので最低3ヶ月分の外注費と中古ドメイン費の500万円は用意しておきたいです。ちんたら記事を書いてやっても、中古ドメインを使っている以上、記事をブログに入れる前に飛ぶ可能性があるので、スピード重視です。まあ圏外に飛んでも新しい中古ドメインで何度も作り直しますが。